NGINX 設定管理の利用

1. NGINXの設定管理画面

AgentをインストールしたNGINXは設定をNIM経由で変更・管理することが可能となります

一覧に表示の対象インスタンス右側に表示される をクリックし Edit Config を開く、 または、対象のNGINXインスタンスをクリックし画面右側の Edit Config をクリックし、 インスタンスのNGINX設定ファイルを開きます

  • Config

    ../../_images/nim-editconfig.png ../../_images/nim-setting.png

ファイルの新規作成、削除、そして設定内容を修正し反映することが可能です

2. ショートカットキーの確認

コンフィグ管理画面ではショートカットキーが利用できます

検索: Ctrl-F

適当なコンフィグファイルを開き、 Ctrl-F を入力してください。 画面右上に検索ウィンドウが表示されます。

../../_images/nim-setting-search.png

検索ウィンドウの左側 > をクリックすると 置換 の機能が利用できます。詳細は次の項目を参照してください

置換: Ctrl-H

適当なコンフィグファイルを開き、 Ctrl-H を入力してください。 画面右上に文字列置換のウィンドウが表示されます。

../../_images/nim-setting-replace.png

3. 設定候補の出力

設定ファイル内にディレクティブを記述すると、入力内容に従って候補が出力されます。 プルダウンより利用されたい内容を選択してください

../../_images/nim-setting-candidate.png

4. ディレクティブの解説

設定ファイル内のディレクティブにマウスカーソルを合わせると、それらの簡単な解説が英語表記で表示されます。

以下は nginx.conf 内、 includeaccess_log にカーソルをあわせた場合の表示です

../../_images/nim-setting-commandsyntax.png

5. 設定記述内容のミス

設定ファイルに誤った内容を記述するとエラーが出力されます。 以下は nginx.conf 内、 http block の外に server block を記述した場合の表示です

../../_images/nim-setting-error.png

6. 設定を元に戻す

変更内容を破棄し、元の状態に戻す(Revert)が可能です。 先程誤った場所に server block を記述した状態で、画面右上の Revert をクリックします。その後設定が元の状態に戻ります

../../_images/nim-setting-revert.png

7. 新たな設定ファイルの作成

画面左上の + Add File よりファイルを追加することが可能です。

+ Add File をクリックします。

../../_images/nim-setting-addfile.png

ポップアップが表示されますので、 Full Pathで新規作成するファイル名 を指定し、 Create をクリックします

../../_images/nim-setting-addfile2.png

以下のように新たにファイルが生成されます

../../_images/nim-setting-addfile3.png

8. 設定内容の反映

新たな設定ファイルの作成 で作成したファイルに対し、設定内容を記述し、NGINXに反映します。

以下の内容をコピー&ペーストしてください

設定内容サンプル
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4
server {
  listen 81;
  return 200 "nim test";
}

画面右上の Save as... をクリックします

../../_images/nim-setting-save.png

ポップアップメニューが表示されます。Satged Config として保存する際の名称を入力します

../../_images/nim-setting-save2.png

正しく設定が保存できた旨、メッセージが表示されます。

../../_images/nim-setting-save3.png

画面右上の Publish をクリックします

../../_images/nim-setting-publish.png

ポップアップメニューが表示されます。 Publish をクリックします

../../_images/nim-setting-publish2.png

正しく設定が反映できた旨、メッセージが表示されます。

../../_images/nim-setting-publish3.png

Instanceにログインし、状態を確認します

正しく設定ファイルが生成されていることが確認できます

生成されたファイルの情報
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3
4
$ ls -l /etc/nginx/conf.d
total 8
-rw-r--r-- 1 root root        1508 Mar  7 15:58 default.conf
-rw-r--r-- 1 root nginx-agent   51 Mar  7 15:58 nim-test.conf
生成されたファイルの内容
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5
$ cat /etc/nginx/conf.d/nim-test.conf
server {
  listen 81;
  return 200 "nim test";
}

記述したポート番号にアクセスすると、設定が正しく反映されており、指定した通り応答が返されることが確認できます

反映された内容の確認
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2
$ curl localhost:81
nim test

9. 設定ファイルの削除

設定内容の反映 で作成したファイルを削除します

メニューから対象のファイルを選択します

画面右上の ゴミ箱のマーク をクリックします

../../_images/nim-setting-delete.png

ポップアップメニューが表示されます。 Delete をクリックします

../../_images/nim-setting-delete2.png

設定の反映と同様に、画面右上の Publish をクリックし、状態を反映します。

../../_images/nim-setting-delete3.png ../../_images/nim-setting-delete4.png

Instanceにログインし、状態を確認します

正しく設定ファイルが削除されていることが確認できます

ファイルの情報(ファイルの削除)
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$ ls -l /etc/nginx/conf.d
total 8
-rw-r--r-- 1 root root 1508 Mar  7 16:08 default.conf
反映された内容の確認(ファイルの削除)
1
2
$ curl localhost:81
curl: (7) Failed to connect to localhost port 81: Connection refused

10. 保存したコンフィグを別のインスタンスへ反映

設定内容の反映 でStaged Configとして保存した内容を反映します

画面左メニューの Staged Configs をクリックします。 先程保存したコンフィグが表示されています。該当のコンフィグをクリックします

../../_images/nim-setting-stagedconfig.png

こちらには先程保存した内容が表示されています。 画面右上の Publish to... をクリックします。

../../_images/nim-setting-stagedconfig2.png

Staged Configを作成したインスタンスと 別のインスタンス を選択し、 Publish をクリックします

../../_images/nim-setting-stagedconfig3.png

設定が正しく反映されたことが確認できます

../../_images/nim-setting-stagedconfig4.png